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計画的に計画

2009年10月10日 20:51

とある会社の会議室。そこでは数人の男女が険しい表情を浮かべながら、とある議題について口論を交わしていた。

グレイのスーツをしっかりと着た、年齢が40くらいの男は笑みを浮かべながら言った。

「100年の計画も一日の無計画でダメになる」

すると、その言葉に赤縁のメガネを掛けた、年齢は30後半くらいであろう女性は怪訝な顔を向ける。

「それ誰の言葉?」

その男は笑みを浮かべて答える。

「俺が考えた」

しばらくの間が空いた後、この集団の中では最高齢と思しき男性が、人を責めるときのような表情で横に目をやった。

その視線を感じ取った、小太りの女性はその視線の意味を察してかこう答えた。

「私!?私はちゃんと計画してますよ!?」

「その”ちゃんと”が怪しいんだよね」

そう答えるのは、この中では割と若い青年であった。その言葉に小太りの女性はムッとした表情を浮かべるも、反論出来ずに言葉にならない言葉を飲み込む。

「あの・・・」
「計画ってスケジュールのことでしょ?」

何かを言いかけたサングラス姿の男性の言葉は、スーツの男性のその言葉に遮られる。サングラス姿の男性は咳払いをし、会話に入り込む機会を窺う。

「それもあるけど・・・」

そんな中、辞書を開いていた若い女性が口を開いた。

「方法や手順を予め考えること、とあります」

「あらかじめね~・・・」

この会議は一向に話が進まない。

そもそも、このようなことになってしまったのも、プロジェクトの行き詰まりが事の発端である。

この集団は会社の通常業務だけではなく、もっと上の企業の運営レベルでの仕事も任されていた。

今回、彼らが受けた依頼というのは、至極困難で不可解な依頼であった。

彼らはその理由を問うことはしない。一つの会社の中に、そのようなレベルの組織が組まれているということからも分かるように、彼らにとって依頼の一つ一つに理由などは必要の無いことであった。

しかし、今回の依頼はいつも以上に不可解なものであった。

一体、どのように動けばよいのか。彼らは解決の糸口が掴めないでいた。

そこで、各自が様々なアイデアを持ち込むということになっていたのだが、画期的なアイデアというアイデアが浮かばずにいたのだ。その結果、この会議は混沌の様相を呈していた。
すると、先程言葉を最後まで言えずにいたサングラス姿の男が、この場にいる全員を釘付けにするくらいに響く声で言った。

「皆さん!計画的にやりましょうよ!」

すると、どうだろうか。皆の目に生気が蘇ってきたではないか。

「私も計画していいですか?」

その空気に発奮されたかのように、若い女性は活き活きとした表情で尋ねる。

その言葉にサングラス姿の男は、ほくそ笑みながら答えた。

「もちろん!」

こうして”計画的に計画”は始まった。

ありとあらゆる手を使い、未払い者から取り立てる。最悪、手荒な真似をしたって構わない。そういった構えの下、その計画は始まったのだった。

~完~


・・・。

これはアコムのCMを見ていて思いついた記事である。

特に意味はない!

とりあえず・・・消費者金融のご利用とご返済は計画的に!

さもないと、サングラス姿の男が君を迎えに行くよ!






日々のクリックとコメントに感謝。

計画的に出来ない奴が利用するんだよ!
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