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それゆけ押入れ

2008年04月09日 21:18

アンパンマングミはご存知だろうか。

オレンジ味のグミでオブラートに包まれていて、キャラクターをあしらったデザインで有名なあれである。

僕が少年の頃、好きでたまらなかった。

とにかく好きだった。

母親が買い物に行くと必ず買ってきてくれたものである。

これからする話は普段から笑い話として語ってきている話なのだが、我が家には「アンパンマングミ事件」というものがある。

確か僕が3、4歳だった頃、家には大量のアンパンマングミがあった。

夜も遅くなり、母親から「もう遅いから食べちゃダメだ」と言われていた。

それでもあの甘酸っぱいオレンジ味。そして何とも言えない食感のオブラートが当時の僕にとって、革新的な食べ物であった。

それゆえにいつでも食べていたいという誘惑に駆られてしまったのである。

そして僕は禁断のアンパンマングミの袋を開けることとなる。

こっそり隠れるように、布団に潜りながらオブラートのように布団に包まれながら食べていたら…

見事に母親に見つかるという悲劇。

そして僕は罰として暗闇の押入れの中に閉じ込められてしまった。

まだ3、4歳の子供である。暗い。怖い。

泣き叫んでいたら10分後くらいにようやく出してもらうこととなった。

母親は「何か言うことあるでしょ」と僕に言う。

すると僕は泣きながらこう言った。



「どうもありがとうございます…」



惜しい!!けど違う!!

母親もそれで怒りを忘れた。その後に何かを言おうとしたのだが結局脱力して何も言えなかったらしい。

「あぁもう…」

何かもうオブラートに包む形になってしまったのである。それはまるでアンパンマングミのように。






謝る時は「ごめんなさい」
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